第133回
住宅ローンで叶った、カフェのようにくつろげる家。北欧風デザインがお気に入りです。
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とろとろさんは、住宅ローンを使ってスウェーデンハウスで家を建てました。北欧風のデザイン性はもちろん、断熱性、防音性などの機能性も重視したので、周囲を気にせず楽器も楽しめます。カフェのようなリビングで、のんびりと家族の時間を過ごしています。
オーナーさんデータ
東京都 とろとろさん(仮名)
- 家族構成:
- 夫(会社員・31歳)、とろとろさん(会社員・33歳)、長女(0歳)
- 建設時の世帯年収:
- 約1,000万円
- 購入した住宅:
- スウェーデンハウス「ヘンマベスト」
- 延床面積と間取り:
- 延床105m2(敷地面積144m2)2LDK+ファミリールーム
- 購入価格:
- 6,000万円(建物3,000万円、土地3,000万円)
- 利用ローン:
- 三菱UFJ銀行「住宅ローン」
- 金利タイプ:
- 変動金利型
金利0.5%(2021年7月実行) - ローン借入金額:
- 約5,700万円
- 借入期間:
- 35年
- 毎月の返済額:
- 14.5万円
- 結婚が決まり、賃貸住宅に住もうと考えていたとろとろさん夫婦。ふとあることに気づいたそうです。
- とろとろ
- 「毎月10万円の家賃を35年払い続けたら4,200万円になる。家を建てられるのでは?」と思いました。もちろん家を購入すると、保険や固定資産税、修繕費など、賃貸住宅では必要がない経費がかかります。でも、夫も私も幼少期は一戸建てで育ったこともあり、いずれは家を建てたいと考えていたんです。早めに実現したほうが、新居に合わせて無駄なく家具や家電をそろえられるし、何よりも快適なおうち時間が得られます。
- 「家族で仲良く生活していくためには、家はお金をかけてもいいところだね」と夫婦で意見が一致し、家を建てることに決めました。
- 本格的にハウスメーカー探しを始めたところ、スウェーデンハウスに一目ぼれしました。
- とろとろ
- アウトドアが好きなので、木の雰囲気を楽しめる家に住みたいと考えていました。
- たまたま展示会で見つけたスウェーデンハウスが、控えめに言って最高でした(笑)。北欧風のデザインが素敵で、木枠の窓やパイン材のドアなどがナチュラルで可愛いです。さらに機能性重視で高気密・高断熱のバリアフリー、周囲を気にせず楽器を演奏できる遮音性能と、申し分ありませんでした。運良く好条件の土地が見つかったこともあり、家づくりを始めることになりました。
- 完成したのは木のぬくもりを感じる、温かみのある家です。
- とろとろ
- 「カフェのようにくつろげる家」にしたいと思っていたので、明るくリラックスできる雰囲気を意識しました。リビングダイニングには吹き抜けを作り、開放感のある空間にしました。日当たりもよく、とても快適です。
- 差し色を黄色~緑色にして、ナチュラルなデザインに溶けこみつつ、アクセントになるよう工夫しました。
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ダイニングの照明は一目ぼれした「DON 2 WOOD」というシーリングライト。
ダイニングテーブルはニトリでそろえ、上手に節約した -
リビングのソファは半年以上探したこだわりの品。
横になれる幅があり、のんびりくつろげる -
吹き抜けのおかげで空気が循環し、家のなかの温度差が少ない。
天井は防火目的とコストダウンのため、木目調の壁紙を貼った - キッチンは明るいグリーンのアクセントクロスを採用しました。広範囲に使ったため飽きないか心配でしたが、とてもなじんでいます。夫婦ふたりでキッチンに立つことが多く、通路幅100cmと広めに取りました。友人が4人ほど遊びに来て一緒に料理したときもきゅうくつさは感じず、正解でした。
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キッチンはタカラスタンダードのオフェリア、3口コンロ
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飾り棚を作り、大好きなジブリの小物を飾っている
- 家を建てる前は夫婦ふたり生活でしたが、いずれ子どもが欲しかったので将来は子ども部屋として使う予定の2部屋を作りました。現在は夫が電子ドラムを演奏する部屋として使っています。
- 2階にはリビングとは別に家族で過ごせるファミリールームを作りました。吹き抜けに接していて日当たりも良く、最高の空間です。手すりには布団を干すこともあります。
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いずれ子ども部屋になる予定の部屋では、
夫が趣味のドラム演奏を楽しんでいる -
2階の中央にはファミリールーム。ストレッチをしたり、
プロジェクターを使って映画を見たりしている -
造作風洗面台はPanasonicのシーライン。
名古屋モザイクのコラベルタイルがポイント。
大きな一面鏡に憧れ、施主支給した - 新居では友人を呼んで食事を楽しんだり、夫婦でのんびり過ごしたりしています。家にいる時間が充実しました。
- とろとろ
- 前のアパートは狭くてあまり人を呼べなかったので、友人や家族を家に招いて楽しんでいます。夫婦で過ごすときも広々したキッチンで、一緒に手の込んだ料理やお菓子を作る機会が増えました。
- リビングは最初にイメージしていたとおり、カフェのような雰囲気になりました。コーヒーを淹れて、お気に入りのソファで読書をしながらくつろいでいます。
- ローン借入額はペアローンで合計約5,700万円。三菱UFJ銀行「住宅ローン」を選びました。
- とろとろ
- 5社ほど調べ、金利の条件が良いところに決めました。
- 夫婦で大きな収入差がなかったこと、私がずっと働き続けるつもりだったことから、最初から夫婦がそれぞれローンを借りるペアローンにするつもりでした。夫婦の収入を合算する収支合算よりも、ペアローンのほうが住宅ローン控除を多く受け取れることも大きかったです。
- ペアローンはそれぞれに手数料が必要となりましたが、素敵な家を建てられたので満足しています。
- 結びに、とろとろさんのように、理想通りの家を建てたい人へのメッセージを伺いました。
- とろとろ
- 注文住宅は高価だから、自分とは関係ないと思っていました。でも自分たちがどんなところにこだわりたいかを明確にし、それ以外の部分はコストダウンするなどの工夫をすれば、賃貸住宅の家賃を払い続けるのとそれほど変わらない金額で建てられると思います。
ライターからのコメント。
ナチュラルな雰囲気がとても素敵ですね。夫婦で料理が好きだから、キッチンを広めに作るなど、自分たちの生活スタイルに合わせた家づくりをしたことで、より快適な新居になったのだと思います。
ペアローンはひとつの物件に対し、夫婦がそれぞれ組む住宅ローンのことです。夫婦ともに住宅ローン控除を受けることができ、単独で借り入れるときより多額のローンを借りられます。
一方で、どちらかが退職するなど、片方の収入が減ると返済リスクが生じます。どちらかが亡くなった場合、片方の契約については団信がおり住宅ローンが消滅しますが、片方のローン返済は残るなどのデメリットがあります。これらを踏まえ、ペアローンを選択するか考えるといいでしょう。
参考リンク
※今回ご協力いただいたとろとろさんのブログ「とろとろのお家*スウェーデンハウス の注文住宅*」のURLは https://ameblo.jp/swh-torotoro/
ライター紹介
東京生まれ。成蹊大学文学部日本文学科卒業。
法律事務所で社会人生活をスタートした後、女性向けエンタメ系サイトのライター兼ディレクター、モバイルゲームの運営、女性向けモバイルゲームのシナリオディレクター、シナリオライターを経験。
妊娠、出産を機に2016年からフリーライターとして活動開始。
企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン
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