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第14回

リフォームローンで叶ったカントリー風住宅。家族の絆が深まりました。

家主さんデータ
愛知県 吉川さん(仮名)ご一家
家族構成:
夫・裕之さん(35歳・会社員)、妻・友香さん(32歳・専業主婦)、子供2人
世帯年収:
400~500万円
リフォーム会社:
株式会社不動産SHOPナカジツ
延床面積と間取り:
140m2、6LDK→5LDK
リフォーム費用:
1,800万円
自己資金:
0円
リフォームローン:
JAバンク「住宅ローン」
金利タイプ:
変動金利
金利:
0.80%(2013年8月実行)
ローン借入額:
1,800万円
借入期間:
30年
毎月の返済額:
7万円

リフォームの検討をはじめたのは2013年の3月頃。きっかけは両親との同居を考えたことです。
吉川
両親の家の敷地内に別棟があり、そこに一家で移り住もうと考えたのです。
ただし、築28年の鉄筋構造の一軒家と古い家なので、床に穴が開いていたり、結構ボロボロになっていました。その上お風呂もなかったので、引っ越す前に、まずリフォームしようということになったのです。

リフォーム前の居間。デザインも時代遅れだ

総面積は140m2。鉄筋2階建ての家をスケルトン状態にしての大改装です。一部屋つぶしてお風呂をつくることにしました。
吉川
新しい家の雰囲気は、妻の好みを尊重してカントリー風にしました。昔に倣いながら、住宅雑誌などでカントリー風の雰囲気を研究したり、実際にショールームを見学に行ったりして、イメージを固めていきました。大きく前進したのは、『ウッドワン』というショールームに通い始めてからですね。このショールームにはカントリー風の住宅設備機器から住宅建材まであったのでイメージが具体的になりました。

ショールームで見つけたシステム・キッチン。一目で気に入った

リフォームで使用したい資材や建材が具体的に決まったところで、自分たちで簡単な図面とスケッチを描き、それをもとに6社のリフォーム会社に見積もりを頼みました。
吉川
値段は結構差がありましたね。もっとも高い業者さんは2,000万円を超えていました。その中で1番頑張った価格を出してくれたのが不動産shopナカジツさんだったので、お願いすることにしました。
余談ですが、ナカジツさんの店舗には子供の遊び場がある上に、スタッフの方が遊んでくれたので落ち着いて担当者と相談ができました。これは助かりましたね。子供たちは未だにナカジツさんの店舗に遊びに行きたいと言っています(笑)。
担当の山口さんは、カントリー風住宅を手がけた経験があったので、私たちの希望が比較的スムーズに伝わりました。また、最初の見積もりよりも安く済みそうな場合はきちんと教えてくれたので、信頼感は増しました。

カントリー風の家具が映える空間が完成した

「せっかくリフォームするなら、理想に近づけたい」と細部までこだわりました。
吉川
私が一番気に入っているのは鹿児島県の桜島の「しらすかべ」という塗り壁ですね。たまたま問い合わせたお店で言われた価格があまりに高額だったので、いったんは諦めていました。でも、だめもとで山口さんにお願いして調べていただくと、「思ったよりずっと安かったですよ」とリーズナブルな価格で仕上げてくださったのです。

壁は、かねてからの念願がかなった「しらすかべ」

もちろん、希望がなかなか伝わらないこともありました。たとえば洗面台。どうも私たちのイメージと山口さんのイメージがずれていると感じたので、失礼かなと思いつつも自分たちで洗面台を取り寄せてしまいました。
でも、それでイメージがはっきり伝わりました。こんな風に、私は結構自由にやったのですが、その都度対応してくれたのは助かりました。

吉川さんが自分で取り寄せた洗面台。結果としてお互いにイメージを共有できた

どこにいても子供たちの顔が見えるように、壁を1枚取り外して開放的な空間にしました。
吉川
この家は、以前住んでいたマンションの倍以上の広さ。ですから子供たちは「広くなったね」と大喜びでした。ただ、その分子供たちに目が届かなくなることが心配だったので、リビングの壁をまるまる取り外してどこからでも見える開放的な空間にしました。また、階段もリビングを通って上るリビングアップ階段にしました。

壁を外すことで広々とした空間が実現した

ローンの借入金額は1,800万円。リフォームローンはJAバンクの「住宅ローン(変動金利型)」を選びました。
吉川
JAバンクを選んだのは、父親がJAバンクの会員だったので親しみがあったことに加えて、他の金融機関などに比べれば年収などの審査のハードルが比較的低かったからです。JAバンクは農家しか使えないイメージを持つ人が少なくありませんが、サラリーマンでも準会員になれば利用できます。月々の返済額を7万円程度に抑えたかったので、借入期間を30年にしました。これなら無理なく返済できます。
最後に、これからリフォームをする人へのメッセージをお聞きしました。
吉川
まず、どんな家にしたいのか施主側がしっかりイメージを固めておくことです。次に、施工業者や設計会社などに固まったイメージをきっちり伝える。イメージに近い雑誌の切り抜きなどを見せるのがよいでしょう。あわせて、実際に住宅に使う資材や建材などをある程度決めておくことも大切です。これを決めておけば、相見積の比較がしやすい上に、値引き交渉をした時にいつの間にか資材のランクを下げられた、といった事態も避けられます。
ライターからのコメント。

リフォームローンを利用することで、吉川さん一家は広々とした快適な空間で、親孝行をするための第一歩を踏み出すことができました。一部だけのちょっとしたリフォームでも、家は見違えるほど住みやすくなります。家が古ぼけたと感じたり、間取りが家族構成と合わなくなったと感じている人は、一度リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。ローンの期間を延ばせば、それほど負担感なくリフォームの実現が可能です。

協力/株式会社不動産SHOPナカジツ(http://nakajitsu-re.com)、企画構成/カデナクリエイト、編集/イー・ローン