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第131回NEW

住宅ローンで叶った、在宅勤務がしやすい家。マンションから住み替えました。

千葉県にお住まいのchalayuさんは、住宅ローンを使って書斎のある家を建てました。在宅勤務でも仕事に集中でき、子どもたちも気兼ねなく遊べる毎日です。マンションから住み替え、住宅ローンも借り換えました。

オーナーさんデータ
千葉県 chalayuさん(仮名)ご一家
家族構成:
夫(会社員・42歳)、chalayuさん(主婦・39歳)、長男(9歳)、次男(7歳)
建設時の世帯年収:
800〜900万円
購入した住宅:
住友林業・フォレストセレクション
延床面積と間取り:
114.27m2(敷地面積168m2)、4LDK
購入価格:
5,600万円(土地1,650万円、建物3,950万円)
利用ローン(当初):
カシワバラ・アシスト【K・Assistフラット35】+【K・Assistフラットプラスローン】
金利タイプ:
固定金利型
金利:
1.26%(当初5年間。フラットプラスローンの金利は2.9%)(2023年3月実行)
ローン借入金額:
約5,600万円
借入期間:
35年
毎月の返済額:
約16万3,000円(フラット35は15万3,000円。フラットプラスローンは1万円)
利用ローン(借り換え):
千葉銀行「住宅ローン」
金利タイプ:
変動金利型
金利:
0.6%(2023年12月実行)※借り換え後
ローン借入金額:
約5,500万円(借り換え手数料含む)
借入期間:
35年
毎月の返済額:
約14万5,000円

もともと分譲マンションに住んでいたchalayuさん。注文住宅を建てようと考えたのは、コロナ禍で夫が在宅勤務になったのがきっかけでした。
chalayu
すぐに会社に出社する生活に戻ると思い、夫は最初、ダイニングで仕事をしていました。ところが予想に反して在宅勤務が長引いて…。当時住んでいたマンションは3LDKで、1部屋はリビング続きという間取りでした。電話や会議が多く、夫は子ども部屋で仕事をするようになったんです。部屋を分けても、仕事をしている人が近くにいると思うと、気をつかう毎日でした。
ママ友を気軽に呼べないのもストレスがたまりました。もっとのびのびと過ごせる広い一軒家に引っ越したいと思うようになりました。
新居は建売住宅も検討しました。1階がリビング、2階に書斎のある家を探したものの、希望に合った間取りの家がありませんでした。そこで、思いきって注文住宅で建てることにしました。
2022年3月に土地を購入。2022年9月に当時住んでいたマンションを売却しました。
chalayu
なかなか売れず、焦るときもありましたが、結果的に購入価格より約200万円高く売れました。すでに新居は建築を開始していて、引き渡し予定が2023年3月でした。マンションの購入者は私たちのスケジュールに合わせてくれて、2023年4月に引き渡すことになりました。もし、マンションの売却と新居の入居のタイミングがずれると、その間は仮住まいをすることになります。そうすると、費用もかかるので、スムーズな流れとなり、ほっとしました。
新居は木の質感を感じられる、ぬくもりのある家になりました。
chalayu
夫の書斎と家族の団らんを楽しむ場所を分けるのが大きなテーマのひとつでした。そこで1階にリビング、2階に書斎を配し、リビングと書斎をできるだけ遠ざける間取りにしました。1階のリビングで子どもたちを遊ばせても、夫の仕事に影響がなくて安心しています。
書斎はすべて夫がコーディネートし、机と棚は造作しました。自分好みの空間で仕事ができて快適だ、と喜んでいます。

のんびりとリラックスできるよう、落ち着いた色合いでまとめたリビング

2階に作った念願の書斎。机と棚は造作した

キッチンはリクシルのリシェルです。ハウスメーカーを選ぶ際の決め手のひとつが、熱やキズ、汚れに強いセラミックトップのキッチンが標準だったことでした。
キッチンに使用したフロアタイルがとても使いやすいです。目地がないから掃除が楽で、傷もつきにくいんです。段ボールの開封など床に傷がつきそうな作業は、キッチンで行っています。

アンティーク風のペンダントライトがお気に入りのキッチン

キッチンのフロアタイルは東リのロイヤルストーン

外壁は白寄りのベージュをメインにして、アクセントに木目を入れています。
庭は費用削減のため、ホームメーカー提携ではなく外部業者での施工を選択しました。

バーベキューもできる庭は、掃除のしやすいコンクリートと天然石でデザインした

夜はライトアップされ、植栽がいい雰囲気に

新居での生活はとても充実しています。
chalayu
ゲームをするのに家族全員がリビングに集まったり、庭でバーベキューしたりして、とても楽しく過ごせています。
友人を呼ぶことも多いです。2人分の子ども部屋をそれぞれ作りましたが、下の子はまだ小さいので1部屋空いています。来客宿泊用の部屋として使用しています。遊びに来てくれた友人たちも、私たちに気をつかうことなくリラックスできるようです。

成長しても使いやすいよう、シックにまとめた子ども部屋

ローン借入金額は約5,500万円。最初にカシワバラ・アシストで【K・Assistフラット35】と【K・Assistフラットプラスローン】を借りてから、9カ月後に千葉銀行の「住宅ローン」に借り換えをしました。
chalayu
ほとんどの金融機関では新しく住宅ローンを組む条件として、前の住宅ローンが完済されていることが必要と聞きました。
住宅ローンが完済できなくても、住み替えローンを使えば、新居の購入費用と、住み替え前の家のローン残債をまとめて借り入れられますが、こちらも売却先が見つかっていなければ借りられません。
まだ前の住居が売れていなかった我が家では、新たに借り入れするのが難しそうでした。
いろいろ調べたところ、【フラット35】なら、金利は高いものの、いま住んでいるマンションを売却する予定があれば、今の住宅ローンの残債をないものとして審査してもらえることがわかりました。
そこで最初は、カシワバラ・アシストで【フラット35】のローンを組みました。【フラット35】は建築費または購入価額の9割までしか借り入れできないので、残りの1割は【K・Assistフラットプラスローン】で借りました。
マンションが売却できてから、団信が充実していて金利の低い千葉銀行の住宅ローンに借り換えをしました。手数料はかかりましたが、トータルで見ると返済金額を減らすことができました。
結びに、chalayuさんのように、理想通りの家を建てたい人へのメッセージを伺いました。
chalayu
限られた予算のなかで、理想の家を作るためには、自分たちがどんな家を建てたいか、しっかり考えることが大切だと思います。デザイン重視なのか、性能重視なのかでハウスメーカーも変わってきます。私たちは、契約前に複数のハウスメーカーでプランを作ってもらいました。おかげでじっくり比較検討でき、満足できる家になりました。
また、会社によっては標準仕様の基準やオプションのレベルがかなり違います。一見、安く感じられても、希望をかなえようとすると、結果的に値段が上がる場合もあります。どの程度の設備が標準なのか、確認は必要だと思います。
ライターからのコメント。

在宅勤務に合わせた間取りを重視したおかげで、家族で過ごす時間も、仕事の時間も充実したものになったのが伝わります。
 マンションでも戸建てでも、新たな住居に住み替える場合、今の住宅を売却してから買うことを考える人が多いかもしれません。しかし、chalayuさんのように【フラット35】を活用すれば、売却前に新たな住宅ローンを組むこともできます。最初は【フラット35】で住宅ローンを組み、後から金利の低い住宅ローンに借り換えることを考えてもいいでしょう。

※今回ご協力いただいたchalayuさんのブログ「書斎のある注文住宅に住みたい」のURLは https://ameblo.jp/chalayu/

文/齋田 多恵、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン