第916回
フリーローンならキャンペーン適用がある！
- この春から一人暮らしをする予定ですが、引っ越しや家財準備の費用が予想以上にかかりそうです。ローンを利用しようと思うのですが、なるべく金利負担を少なくするにはどうしたらよいでしょうか。（Fさん 福岡県 25歳）
- 様々な用途に利用できるローンには、カードローンやフリーローンがあります。まとまった金額が必要なら、キャンペーン金利が適用されるフリーローンをチェックしてみてはいかがでしょうか。
フリーローンはどんな時に利用する？
新生活を始めるには何かとお金がかかりますね。Fさんのように引っ越しや新生活準備品など、いろいろな使用目的がある場合には、資金使途が自由なカードローンやフリーローンを利用するのが一般的です。どちらのローンも担保不要で利用でき、審査から融資実行までの手続きも比較的簡単で、来店不要で手続きができる商品もあります。
カードローンは、限度額以内なら何回でも追加借り入れが可能ですので、お金が足りない時にその都度追加借り入れをするという使い方ができます。利便性が高いのがメリットですが、逆にいうと、何度も借りるうちにいつのまにか借入総額が膨らんでしまう、という一面もありますので注意が必要です。
一方、フリーローンは借り入れの時に契約書を作成し、その契約書に従って返済を行う証書貸付型のローンです。最近ではWEB完結に対応する金融機関が増えてきましたが、融資実行まで余裕を持って申し込みをする必要があります。また追加融資ができませんので、当初借り入れた金額で不足する場合は、別に契約を結ばなければなりません。
このようにフリーローンはカードローンより利便性では劣るかもしれませんが、カードローンより低い金利で借り入れができる場合が多いのがメリットです。使う時期と金額の目途がついている場合には、フリーローンの利用を検討すると良いでしょう。
時期によってはキャンペーン利用で金利引き下げも！
カードローンより低い金利で利用できるフリーローンですが、さらに金利負担を少なくしたい場合は、キャンペーン金利が適用されているフリーローンをチェックしてはいかがでしょうか。イー・ローンのホームページでフリーローン検索をすると、金融機関の名称の下に「キャンペーン」と表示される商品があります。それが、その時点でキャンペーンが適用されている商品です。
フリーローンは、契約時に決めた金利、返済額、返済期間に従って返済を行いますので、返済計画も立てやすいと言えます。初めての一人暮らしですから、生活費の使い方のペースをつかむためにも、給料から当初の計画通り確実に返済していくフリーローンが向いているでしょう。
イー・ローンの「フリーローンシミュレーション」でも、借入希望額と返済期間、金利などを入力すると毎月の返済額がシミュレーションできます。返済計画を立てる際にぜひ活用してください。
私が書きました
ファイナンシャルプランナー（CFPR）。
大学卒業後、情報システム会社で金融系ＳＥ（システムエンジニア）として勤務し、出産を機に退社。子育て中の2006年にファイナンシャルプランナー（CFPR)資格を取得する。その後、教育費や保険・家計見直しなどのセミナー講師、幅広いテーマでのマネーコラム執筆、個人相談などを中心に、独立系ＦＰとして活動を行っている。
※執筆日：2021年03月15日