受験を控えたお子様を持つご家庭は要確認！受験生にとって天王山の夏！今から準備する受験費用とは？

合否を決める天王山の夏は、夏期講習の費用もかさむ

「夏を制する者は受験を制す」と言われるように、夏休みに塾や予備校の夏期講習を利用して集中的に勉強したり、苦手科目の克服にチャレンジしたりする受験生も多いようです。夏期講習の費用は1講座ごとに価格設定されていて、どのくらい講座を受講するかで費用が決まるという形式が多くなっています(最低受講数が設定されていることが多い)。数万円で済む場合もありますが、苦手科目が多く受講する講座の数が増えたり、個別授業形式のスタイルを選択したりして費用がかさみ、10万円～20万円程度かかることもあります。

秋に初年度納入金が必要なケースも

夏が過ぎると、受験シーズンも本番を迎えます。赤本やセンター試験の過去問等の参考書代金、冬季講習や模試の費用には数万円程度を見込んでおきましょう。多くの方が利用するセンター試験の受験料は、3教科以上で18,000円、2教科以下で12,000円（成績開示を希望する場合はプラス800円）です。さらに、国公立大学の2次試験料は約17,000円、私立大学の受験料は学校や学部によって異なりますが、1受験当たり約35,000円かかります。大学によっては複数の学部を受験すると割引制度があったり、オープンキャンパスに参加していた場合の割引があったりしますので確認してみましょう。その他、私立大学の出願用願書を取り寄せるのにも1校あたり約1,000円かかる場合があります。これらの費用を合計すると、国立1校、私立2校の受験をしたとして、約20万円の費用がかかることに。遠方の大学を受験する場合はさらに交通費や宿泊費もかかりますので、その費用も事前に準備が必要です。

また、10月から12月頃に実施される推薦入試やAO入試を受ける場合、合格が決まると一定の期日内に「初年度納入金」を納めなくてはなりませんが、お金の工面に困るケースも考えられます。

【参考リンク】

• 推薦入試合格で納入期限が迫る！お金の工面はどうする？

入学前の塾や予備校の費用にも使える教育ローン

受験費用が予想外にかかり、貯蓄で賄えないかもしれない、と心配になったAさん。大学進学資金を学資保険や定期預金で準備していた場合、保険の契約者貸付制度や貯金の当座貸越を利用して乗り切ることもできますが、教育ローンの利用も検討する余地があります。教育ローンのなかには、学校の授業料や教材費だけでなく塾や予備校の費用にも使える商品もあります。また、支払いの後であっても融資が可能な商品もありますので、受験費用がかさんで生活費が足りなくなった場合のつなぎ資金としても使えます。

この夏、勉強を頑張っている受験生のお子様。受験はまだまだ先だと思っている親御さんたちは危険信号です。今すぐ受験にかかる費用を見積もり、貯蓄で賄えない部分は教育ローンの利用も検討しましょう。イー・ローンのサイトでは、様々な教育ローンが検索できます。急にお金が必要になった時にも対応できるよう、融資条件を事前に確認し、資金使途にあった教育ローンをチェックしておくと良いでしょう。

【参考リンク】

• 受験ローン一覧