第5回

バイクローンで叶った私のハーレー。娘と「親子デート」を楽しんでいます。

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公務員の井村さんは、49歳で大型自動二輪の免許を取り、ハーレーダビッドソンのオートバイを手に入れました。ハーレーによって、人生の楽しみの幅は格段に広がったようです。

オーナーさんデータ
長野県 井村さん(仮名)ご一家
家族構成:
夫・昌平さん(49歳・会社員)、妻・澄子さん(42歳・専業主婦)、子供2人
世帯年収:
600~700万円
購入したバイク:
ハーレーダビッドソン「DYNA・FLDスイッチバック・2013」
購入価格:
260万円
自己資金:
140万円
利用ローン:
ジャックスH-Dローン
金利タイプ:
固定金利型
金利:
3.9%(2013年4月実行)
ローン借入金額:
120万円
借入期間:
150回
毎月の返済金額:
9,900円

重厚な走りと唯一無二の存在感から、古今東西のバイク乗りを魅了し続ける「ハーレーダビッドソン」。そんな名車の購入を井村さんが決意したのは、48歳の時でした。
井村
実はこれまで大型バイクには興味がなかったんですよ。30代の頃に、排気量50ccの「モンキー」に凝った時期がありましたが、小型自動二輪の免許で事足りた。中型自動二輪の免許すら持っていませんでした。でも、50歳に近づくにつれ、「一生、小型だけというのもシャクだ」と思い始めて、大型自動二輪の免許を取るために、教習所に通い始めたんです。
ハーレーに興味を持ったのはそれからのことです。私は小柄なので、ハーレーのようなアメリカンクルーザーには乗れない、と思い込んでいたのですが、調べてみるとカスタムすれば小さな女性でも乗れることが分かりまして。私ぐらいの年齢になると、バイクはのんびり乗りたい。その点、ハーレーなら、低速で悠然と走るぐらいのほうがカッコ良いですよね。オーナーの集まりに参加して、そこで知り合った仲間とツーリングするのも楽しそうに思えた。調べれば調べるほど、ハーレーを手に入れたくなりました。
妻の反応が気になりましたが、欲しいと思ったら突っ走る私の性格をよく分かっていたようで、「なるべく若いうちに買ってくれたほうが危なくない」とあっさり許してくれました(笑)。
井村さんは、免許を取得すると近隣の正規代理店「ハーレーダビッドソン飯田」に足を運びました。さまざまな車種の中から、井村さんが選んだのは「DYNA」シリーズの「FLDスイッチバック」(排気量1,584cc)でした。

「DYNA」シリーズの「FLDスイッチバック」

井村
あまり車体のサイズが大きすぎると、年を取った時に扱いに困りそうなので、比較的コンパクトな「DYNA」か「SOFTAIL」シリーズに絞りました。
「FLDスイッチバック」に決めた理由はいろいろあります。まずは、足を乗せるステップがバーではなくボード状であること。長距離を楽に乗れるし、何よりこれこそハーレーだろうというイメージがあったんですよね。また、荷物を入れる後輪のサイドケースが革製ではなくABS樹脂製のハードケースというのもカッコ良いな、と。風除けのためのウインドシールドやシートなどが自由に着脱可能で、デザインの変化が楽しめるのもポイントでした。
店で試乗させてもらったのですが、乗り心地は思ったよりも楽でした。アメ車と同じで、パワーよりもトルクで走るタイプだからか、低速でも安定感がありましたね。エンジンからドコドコドコと響いてくる重低音も心地良かった。2度目の来店で購入を決めました。
4月に契約し、5月のゴールデンウィーク前に納車。さっそく大学生の娘さんと「親子デート」を楽しんだそうです。
井村
納車されてすぐに、慣らし運転がてら長野から娘が住む京都まで行ってきました。一般道を使ったので、片道5時間ぐらいかかりましたが、乗り心地が快適で距離が遠いとは感じませんでしたね。娘のアパートに着いた時も余力があり、「おい、うまいものでも食べに行くぞ。後ろに乗れ」なんて言っていました(笑)。
夏休みに娘が帰ってきた時には、二人で数十キロ先にある諏訪湖まで信州そばを食べにツーリングしてきました。休みたいところで休んで、食べたい時に食べて、行き当たりばったりの二人旅。エンジンの音に負けないよう、タンデムシートに乗せた娘と大きな声で話しながら、半日かけて行ってきました。ハーレーを手に入れたからこそ得られた、貴重な一時でしたね。また行きたいなぁ。

多くのハーレーと走る一体感もいい

「ハーレーダビッドソン飯田」では、月1回オーナーを集めたツーリングを企画していて、井村さんもこの夏初めてツーリングに参加しました。20人のオーナーと共に走る中で、早くも仲間ができたそうです。
井村
顔見知りは1人しかいなかったんですけれども、同じ趣味だということで、すぐに親しくなれましたね。普通のバイクのツーリングだと、「峠を攻める」みたいな話になりそうですが、ハーレーだとそういうことがないので、気が楽。また、私と年齢の近い参加者が多く、自然体でいられました。土日に仕事が入ることが多いのですが、行ける時は毎回参加するつもりです。
休日に少しでも時間が空くと、走りに出かけます。私の家のあたりはちょっと走れば山なので、ワインディングロードを走る練習にもなるし、何より仕事のリフレッシュになる。数十分でも爽快な気持ちになれます。

ショップ主催の夏のツーリング。仲間の輪が一気に広がる

気になるお値段は、総額で260万円ほど。井村さんは、ハーレー独自のジャックス「H-Dローン」を活用しました。
井村
本体価格は200万円強でしたが、いろいろなオプションをつけていたら、プラス50~60万円になりました。貯金はありましたが、娘たちの学費を残しておかないといけないので、バイクローンを利用しました。ハーレーのローンは金利もそれほど高くないし、150回まで分割払いが可能です。この金利なら良いかなと思い、頭金を140万円払い残りを月9,900円、計150回の分割払いにしました。
最後に、これからハーレーを買う人へのメッセージをお聞きしました。
井村
ハーレーは安い買い物ではありませんが、男の夢が詰まっている。欲しいと思ったら買うべきだと思います。お金が足りないのならローンを組めばいい。人生1回きりなんですから楽しまなきゃ。とくに私と同じような年代か上の世代の人には、そう言いたいですね。
ライターからのコメント。

ハーレーの購入によって、さまざまな“果実”を手にした井村さん。このように、ひとつの商品の購入が、人生に予想以上の彩りをもたらすことは珍しくありません。ハーレーのバイクローンのように、世の中には商品の購入をサポートするローンがたくさんあります。そのようなローンをうまく利用すれば、少ない利息負担でいち早く“果実”を手に入れられるでしょう。

※協力/ハーレーダビッドソン飯田(フクザワオート)(http://hd-iida.com/)、企画構成/カデナクリエイト、編集/イー・ローン