しんようくみあい

信用組合

信用組合とは、組合員の出資による協同組織の法人で、組合員の相互扶助を目的とする非営利の金融機関のことをいいます。1949年7月施行の中小企業等協同組合法を根拠法とし、組合員が預金した資金を組合員が必要なときに利用するシステムです。主な業務としては、原則として組合員(営業地域内に、居住する者・中小企業の事業所を有する者・あるいは勤労者)やその親族だけから預金・定期積金を受け入れ、これを組合員に対して貸出すこと(親族には預金担保貸付)です。また、国や地方公共団体、非営利法人からの預金も受けられます。ただし組合員以外からの預金は総預金の20%以内に制限されていて、この点が誰でも預金できる信用金庫と異なります。