債権譲渡詐欺とは、借入れのある債務者へ「あなたの債権を譲り受けたので、指定の口座へ振り込んでほしい」などと偽ってお金を振り込ませる詐欺です。実際に存在する債権ではあっても、譲渡などされていないにも関わらず請求してくることもあります。この場合は、債務者の情報や借入先などを把握した上で通知してきているので、その分手口が巧妙で悪質です。このような請求を受けた場合、身に覚えのある借金であるかどうかの確認はもちろん書類の差出人が元の債権者であることや内容証明郵便で届いていること、債権者譲渡をどこから受けたかや、書面に書かれている情報が正しいかなどを確認することが重要です。