第68回
コンビニでお金を借りる方法と押さえておくべきポイント
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この記事のポイント
- コンビニでお金を借りる方法を把握しよう
- コンビニでお金を借りる場合にはどの方法が自分に適しているのか検討しよう
- コンビニでお金を借りるメリットや注意点を知ろう
- そもそも、コンビニでお金を借りるってどういうこと?
- コンビニでお金を借りる3つのおもな方法
- コンビニでキャッシングを利用できるメリット4つ
- コンビニでお金を借りる際の注意点5つ
- コンビニでお金を借りるまでの流れ
- コンビニでお金を借りるために必要なカードローンの審査とは
- コンビニATMそれぞれの特徴
- コンビニでお金を借りる際のATM操作手順
- コンビニATMはお金を借りるだけでなく返済も可能
- コンビニでお金を借りる際によくある質問
- まとめ
キャッシュレス決済の普及が進んでいる近年においても、現金での支払いが必要になるケースは多くあります。外出先や夜間で急に現金を用意しなければならないような場合において、銀行のATMが閉まっていて困ったことはないでしょうか。
大手コンビニ各社は店内にATMを設置しており、24時間いつでもその場で現金を受け取ることができます。預金の引き出しだけでなく、カードローンなどのキャッシングも利用できるため、使い方を知っておけばいざというときに現金不足で困ることはなくなるでしょう。
本記事では、コンビニでお金を借りる方法について、ポイントや注意点をご紹介します。
そもそも、コンビニでお金を借りるってどういうこと?
コンビニ各社はサービスの一環として、店内にATMを設置しています。コンビニによって設置されるATMの提携企業は異なりますが、カードローンやクレジットカードのキャッシング機能を利用して、お金を借りられます。
ただし、利用できるのはあらかじめ契約しているカードローンやキャッシングのみです。事前契約なしに、突然、コンビニのATMからお金を借り入れることはできません。
コンビニでお金を借りる3つのおもな方法
コンビニATMを利用してお金を借りる方法は、おもに3種類あります。それぞれ契約先やキャッシングサービスの特徴が異なりますので、自分の用途に合ったサービスを契約するとよいでしょう。
消費者金融カードローン
コンビニATMでは、消費者金融が提供するカードローンを利用してお金を借りられます。
消費者金融とは、一般消費者向けの小口融資商品を扱う貸金業者です。事業者の規模は大小さまざまであり、全国で約1,500社が財務局または都道府県に登録しています。コンビニATMではそのうちの大手から中堅の一部金融機関に対応しています。
消費者金融が提供するカードローンとは、契約した借入限度額の範囲内で繰り返し自由に借り入れ・返済ができる融資サービスです。原則として担保や保証人不要で契約できるため、手軽に融資を受けられます。
消費者金融カードローンの特徴
消費者金融のカードローンは、申込みから借り入れまでのスピードが早いことが特徴です。即日審査に対応している会社が多く、最短で即日に融資を受けられます。その上、無利息サービスを利用できる場合もあります。スマートフォンだけで入出金などができる「スマホATM」取引に対応したローン(カードレス)も増え、ますます便利になっています。手軽な手続きで早くお金を借りたい人におすすめです。
銀行カードローン
多くの銀行では、個人向け金融商品のひとつとしてカードローンサービスを提供しています。銀行カードローンの内容は消費者金融カードローンと同様であり、契約により決められた利用限度額の範囲内で借り入れができます。
銀行によっては、ローンカードを別に発行せず、キャッシュカードに借入機能を付加する形式になっているものもあります。また、ほかのサービスとの併用により金利が優遇されるサービスを提供している銀行もあります。
銀行カードローンの特徴
消費者金融カードローンと比べると、審査に時間を要することが多い一方、上限金利に関しては、一般的に、消費者金融カードローンよりも低めです。また、スマホATM取引に対応した商品や、コンビニATMの利用手数料が無料のものなどサービスは多様化しています。銀行カードローンは、時間に余裕があり、少しでも低金利で借り入れしたい人におすすめです。ただし、金利は借り入れ額や審査によって個々に決まるので、必ずしも消費者金融カードローンより低くなるとは限りません。
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードの中には、現金を借りられるキャッシング機能を付帯させられるものがあります。ショッピング機能とキャッシング機能それぞれ限度額が設けられており、ATMを使って現金を借り入れできるのがキャッシング枠です。キャッシング枠はショッピング枠から独立した融資枠なので、ショッピング枠とは別にキャッシング枠の契約を結ばなければ利用できません。
クレジットカードのキャッシングの特徴
キャッシング枠を契約済みのクレジットカードを所有している場合、新たに融資の契約を結ばなくてもコンビニATMからお金を借りられます。ただし、クレジットカードのキャッシング枠は自動的に付帯されるものではありませんので、カードの契約時にキャッシング枠の申請をしなくてはなりません。
クレジットカード特有のメリットのひとつに、海外のATMで現地通貨を引き出せる点があります。キャッシング枠の金利は比較的高めですが海外旅行を楽しむ方は現地通貨調達手段として契約しておくと安心です。
コンビニでキャッシングを利用できるメリット4つ
急いでお金を用立てる必要がある時に備えて、コンビニでキャッシングできる環境を整えておくのはおすすめです。コンビニのATMを利用できるようにしておくメリットには、次の4点が挙げられます。
全国で利用できる
ATMが設置されている大手コンビニの店舗は、全国にあります。自宅の近くはもちろん、旅行先でお金が足りなくなった時、急に現金が必要になった時などでも必要なお金を即時に受け取れます。
深夜や土日祝日でも利用できる
コンビニATMは店舗の営業時間中は常に利用できます。多くのコンビニは24時間365日営業していますので、ATMからの借り入れも土日祝日、時間を問わずに利用可能です。必要なタイミングに合わせてお金を借りられます。
アプリならカードレスで利用できる
金融機関のアプリをスマートフォンにインストールしている場合、近年増加している「スマホATM」サービスの利用が可能です。手元に物理的なカードがなくてもATMからお金を借りられるため、不意に現金が必要になった場合に便利です。また、ATMの前でカードを出す必要がなくなりますので、周囲に気づかれる心配はありません。
2024年5月現在、「スマホATM」を利用できるコンビニはセブンイレブンかローソンとなっています。
周囲の目を気にせず利用できる
コンビニATMはキャッシングだけでなく、銀行口座からの引き落し・預け入れ・振り込みなども行えます。また提携している金融機関の数も多いため、誰が何のためにどの金融機関を利用しているか、周囲からは分かりません。
消費者金融のATMのように一目で「借り入れしている」ことが分かることに抵抗がある人も安心して利用できます。
コンビニでお金を借りる際の注意点5つ
コンビニATMは非常に使い勝手がいい反面、安全に利用するためにはいくつかのポイントに注意する必要があります。コンビニATMからお金を借りる際には、次の5つの注意点を意識して利用しましょう。
手数料が発生する場合がある
コンビニATMを利用する際には、時間帯や金額、提携先などによってATM利用手数料が発生する場合があります。一回に支払う金額は大きなものではありませんが、積み重なれば大きな金額になるので、頻繁に利用する人は注意が必要です。
メンテナンスなどで利用できない場合がある
コンビニATMの多くは曜日や時間を問わずに利用可能ですが、近年は24時間営業を取りやめるコンビニが増えており、夜間のATM利用ができない店舗が出てきました。また、24時間営業のコンビニであっても、ATMのメンテナンスのために一時的に利用できない時間帯が発生する場合があります。
必要なタイミングでコンビニATMを利用できるよう、店舗の営業時間やメンテナンス時間を事前に確認しておくのがおすすめです。
コンビニATMには利用上限額がある
コンビニATMは、防犯上の観点から1回または1日あたりに出金できる金額に上限が設けられています。上限金額は一般的には1日あたり50万円までに設定されています。まとまった金額の借り入れを予定している場合は、注意しましょう。
小銭の取り扱いは原則できない
コンビニATMは基本的に硬貨の取り扱いはできず、紙幣のみ入出金できます。例えば19,500円が必要な場合であっても、ATMでは500円を扱えないため、20,000円を借り入れなければなりません。
コンビニATMから借り入れを行う際には、小銭の取り扱いはできない前提で借入金額を設定しましょう。
盗み見や盗難に気を付ける
暗証番号の盗み見やカード本体の盗難をされないよう、ATMの利用時には細心の注意を払うように心がけましょう。コンビニATMに限らない注意点ではありますが、不特定多数の利用者が行き交うコンビニは銀行の店舗などと比べ不正が生じやすい環境といえます。
多くのカードローンは不正利用に対するセキュリティ機能が設けられていますが、それらの機能が不正利用を100%防止するとは限りません。万が一、不正利用されてしまった場合は、可能な限り早く金融機関へ届出をしましょう。被害が発生してから届出までに時間がかかってしまったり、過失があったと認められたりした場合は、補填が受けられなくなるおそれがあります。損害を最小限に抑えるためにも、カードローンの利用明細などは定期的に確認するように注意しておきましょう。
コンビニでお金を借りるまでの流れ
コンビニATMを利用してお金を借りるには、以下の手順で進める必要があります。
- コンビニATMでの借り入れに対応しているカードローン・クレジットカードのキャッシング枠に申込む
- 金融機関・カード会社による審査に通過後、カードローン・キャッシング枠を契約
- 金融機関・カード会社が発送したカードを受け取る
- スマホアプリにカード情報を登録※スマホATM利用の場合
- コンビニに設置されているATMを利用
なお、カードローンやクレジットカードによって、利用できるスマホアプリの有無が異なります。また、全てのコンビニATMがスマホアプリに対応しているわけではありませんので、カードレス利用を望む場合には、カード側・ATM側双方の対応状況を確認しておきましょう。
コンビニでお金を借りるために必要なカードローンの審査とは
コンビニでお金を借りるためには、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠の契約を結ぶため、融資元による審査に通過する必要があります。これらの審査は何のために行われ、どのような要素が評価されるものなのでしょうか。
審査の目的
カードローン契約の審査は「申込者の返済能力の確認」と「申込者の借り入れ状況の確認」のために行われています。
2000年代の中頃までは今ほど個人向け融資に関する規制が厳しくなかったため、複数の貸金業者から返済能力を超えた借り入れをしてしまう多重債務者が多く発生しました。この状態を問題視した金融庁は個人による借りすぎ・個人への貸しすぎを防ぐため、貸金業法の抜本的な改正を行っています。
この改正により「個人への貸付額の上限規制(総量規制)」「上限金利の引き下げ」「営業所への貸金業務取扱主任者の設置義務」が定められました。その結果、個人が返済能力を超えた借り入れをしにくい健全な貸金市場へと変化しています。
審査の流れ
カードローンの審査は、一般的に以下の流れで行われます。
- 申込者が必要情報を自己申告。
本人確認書類、年収証明書などの書類を提出する。 - 申込書類を金融機関が受領し、内容を確認する。
- 信用情報機関に信用情報を照会する。
- 勤務先への在籍確認を行い、申込内容に誤りがないか確認する。
金融機関によって手順は異なる場合がありますが、審査の内容は概ね変わりありません。
審査の内容
カードローンの審査においては、主に「信用情報」「借入状況」「本人属性」の3つのポイントがチェックされます。
信用情報では、過去に申込者がクレジットカードやローンの返済遅延、返済不能となるような金融事故といったトラブルを起こしていないか、信用情報機関に事故履歴を照会します。
借入状況では、申込時点で年収の3分の1を超える借り入れがないか、信用情報機関に現在の借入状況を照会します。
本人属性では、申告通りの就労状況となっているか、現在の勤務先への在籍確認などを通じ確認します。
審査を受ける際の注意点
手続きの不備による審査の不通過は誰にでも起こりえますので、申込時には以下の点に注意して手続きを進めましょう。
正しい情報を申告する
申込時に提出する書類は、必ず正しい情報を記入しましょう。信用情報機関に照会した情報と申込書類の内容にズレがある場合、再確認のため審査に時間がかかる場合があります。
また、仮に他社からの借入額を少なく申告したとしても、最終的には信用情報機関への照会により正しい情報が取得されますので、余計な審査時間を発生させないためにも、正しい情報を申告しましょう。申告虚偽と判断されれば、審査に落ちる原因となります。
必要な書類を事前に用意しておく
申込時に必要書類が揃っていないと、必要な審査が進まずに契約できない場合があります。提出書類の中には、一部の収入証明書のように発行に時間がかかるものもありますので、申込む前に必要書類の種類を確認し、漏れなく用意できるように注意しましょう。
コンビニATMそれぞれの特徴
大手のコンビニには、各社が提携した銀行のATMが設置されています。それぞれのATMで利用できるカードローンの種類は異なりますので、利用前には自分が利用しているカードローンでお金を引き出せるのか、事前に確認をしておきましょう。
ここでは大手コンビニ3社で利用できるATMの特徴をご紹介します。
セブン銀行ATM
セブン-イレブンでは、セブン-イレブンのグループ企業である「セブン銀行」のATMが利用できます。
セブン銀行はコンビニATM事業の中では最大手であり、セブン-イレブンの店内だけでなく、スーパーマーケットや商業施設、大学、駅構内などあらゆる施設に広く設置されています。
利用できるカードローンやクレジットカード、銀行のキャッシュカードの種類が豊富です。また各金融機関のスマホアプリを使ったカードレス取引に対応するなど、非常に高い利便性を誇っています。
また本人確認機能の充実や防犯用押しボタンの設置、のぞき見防止の特殊フィルム加工など、セキュリティ面に配慮した設計が行われているのも特徴的です。
ローソン銀行ATM
ローソンでは、ローソンのグループ企業である「ローソン銀行」のATMが利用できます。
ローソン銀行のATMは、主にナチュラルローソンやローソンストア100など、ローソングループの店舗に多く設置されています。入出金のたびにPontaポイントや店舗で使えるクーポンがもらえるなど、ローソンの店舗にひも付いたユニークなサービスを受けられます。
のぞき見防止フィルターや衝立の設置など、セキュリティ面の充実も特徴のひとつです。また、抗ウィルス性のフィルター、テンキーなど感染症対策にも配慮しています。現在も継続してATMのアップデートが行われており、カードレス取引への対応(一部ATMを除く)も強化するなど、ローソンユーザーの利便性を追求しながら機能を拡充し続けています。
イーネットATM
ファミリーマートに設置されているのは、株式会社イーネットが運営する「イーネットATM」です。大手コンビニ3社の中では唯一グループ外企業のATMが採用されています。
イーネットATMはファミリーマートだけではく、デイリーヤマザキやポプラなどのコンビニ各社、スーパーマーケット、ショッピングセンター、病院など多くの施設に設置されています。
日本国内で発行されたクレジットカードだけでなく、海外で発行されたカードのキャッシング機能を使った日本円の引き出しにも対応しているのが強みです。また、一部府県に設置された「ご当地ATM」は地域の言葉で対応するなど、地域に密着したATMとして親しまれています。
コンビニでお金を借りる際のATM操作手順
ここでは初めてコンビニでお金を借りるときに安心できるよう、基本的なATMの操作方法を目的別にご紹介します。
カードローンによる借り入れの場合
コンビニATMでカードローンによる借り入れをする際の基本的な手順をご紹介します。
ローンカードでコンビニATMを利用するときの手順
物理的なカードであるローンカードを使って借り入れを行う手順は以下の通りです。
- ローンカードを挿入。
- 取引画面で暗証番号を入力する。
- 「出金」または「借入」を選択し。取引金額(借入希望額)を入力する。
- コンビニATMからローンカードと現金、利用明細書を受け取る。
スマホアプリでコンビニATMを利用するときの手順
セブン銀行およびローソン銀行(一部店舗除く)のATMから借り入れを行う際には、スマホアプリが利用できます。
- ATM画面でスマートフォンでの取引やクレジット取引に該当する項目を選択。
- スマホアプリを立ち上げ「出金」や「借入」などを選択する。
- スマホアプリでATMの取引画面に表示されるQRコードを読み取る。
- スマホアプリの画面に表示される「企業番号」および「ワンタイム暗証番号」をATMの取引画面に入力する。
- 取引金額(借入希望額)を提示する。
ATMの取引画面に入力する場合と、事前にアプリで金額を入力する場合があるので、アプリの指示に従う。 - ATMから現金を受け取る。
キャッシングによる借り入れの場合
クレジットカードのキャッシング枠を利用して借り入れを行う手順は以下の通りです。
- クレジットカードをコンビニATMに挿入する。
- 取引画面で「借入」を選択する。
- 暗証番号と取引金額(借入希望額)を入力する。
- 返済方法(1回・リボ払いなど)を選択する。
- クレジットカードと現金、利用明細書を受け取る。
コンビニATMはお金を借りるだけでなく返済も可能
コンビニATMは、カードローンでお金を借りるだけでなく、返済することも可能です。返済時には借入時と同様に、ATM画面の指示に従って操作を行いましょう。
ただし、コンビニATMは小銭を扱えないため、返済は紙幣のみで行う必要がある点には注意が必要です。また、全てのカードローンがコンビニATMからの返済に対応しているとは限りませんので、自身が利用しているカードローンがコンビニATMで返済できるかどうか、事前に確認しておきましょう。
コンビニでお金を借りる際によくある質問
コンビニATMを初めて利用する前には、どのように利用したらよいのか疑問に思う人もいるでしょう。ここではコンビニATMを利用した借り入れに関するよくある質問について回答します。
審査なしで、今すぐコンビニでお金を借りられますか?
コンビニATMは、契約済みのカードローンなどを利用した借り入れ・返済ができる設備です。そのため事前にカードローンなどの契約を済ませておく必要がありますが、審査なしで融資をしてくれる貸金業者はありません。
貸金業者は、貸金業法によって申込時の審査が義務づけられています。
「審査なし」「誰でも利用可能」とうたう貸金業者がありますが、それらは違法な業者が関わっている可能性があるため、利用してはいけません。
コンビニでお金を借りた場合どのように返済したら良いですか?
カードローンは一般的に4種類の方法で返済できます。
- 口座振替:「約定返済」と呼ばれ、銀行口座から毎月決められた支払日に決められた返済額が引き落とされる方法
- ATM:コンビニATMや自社直営のATMから任意の金額を返済する方法
- インターネット返済:インターネットバンキングやモバイルバンキングを利用して任意の金額を返済する方法
- 振込返済:金融機関が定める口座に任意の金額を振り込み返済する方法
多くのカードローンは上記の返済方法をすべて利用できます。ただし、事業者によっては特定の返済方法を義務づける場合がありますので、契約時には選択できる返済方法を確認しておきましょう。
また、口座振替以外の返済方法は任意の金額を任意のタイミングで返済できます。手持ちの資金に余裕があるときにコンビニATMから返済しておくと、その後に発生する利息を低く抑えることができるでしょう。
一方、任意の臨時返済を行った場合でも「今月は口座振替の約定返済はしない」とすることはできません。毎月定められた返済額は準備できるよう、無理のない返済計画を立てておきましょう。
コンビニのマルチメディア端末でお金を借りられますか?
以前はローソンの「Loppi」などのマルチメディア端末から借り入れできましたが、現在はマルチメディア端末からの借り入れサービスは終了しています。
カードローンを利用する場合には、店内のATMを利用しましょう。
コンビニATMで海外発行カードは使用できますか?
多くのコンビニATMでは、海外で発行されたクレジットカードのキャッシング枠を利用して日本円を借り入れることができます。
ただし、ATMによって対応する国際ブランドが異なる場合があります。また、カード側が日本のATMに対応していない場合もありますので、事前に利用できるカードとATMの確認をしておきましょう。
まとめ
コンビニに設置されているATMは、「消費者金融カードローン」「銀行カードローン」「クレジットカードのキャッシング枠」を使った借り入れができます。全国に展開するコンビニの店舗では基本的にいつでもATMを利用できますので、急にお金が必要になった時に利用しやすいでしょう。
カードローンは各社とも、カードレス対応や手数料無料などさまざまなサービスを展開しています。業者によって審査の通りやすさや適用される金利にも違いがありますので、各社の条件やサービスを比較し、自身の用途にあったカードローンを選択しましょう。
コンビニATMで利用できるカードローンをお探しの方やカードローンの利用に興味がある方は、ぜひこちらのページもご覧ください。
ライター紹介
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
都内ゲーム会社に12年勤務後、2018年12月にフリーライターとして独立。個人事業主としての開業を機に、金融・年金・不動産などのFP領域への関心を深める。毎年iDeCoと小規模企業共済の掛金を増額中。好きなものはふるさと納税。
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