第87回

マイカーローンで叶った私のジャガー。エンジンサウンドに惚れ込みました。

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東京都にお住まいのくまジャガさんは、2年前にマイカーローンを使って、ジャガーのスポーツサルーン「XE-S」を購入しました。車体価格1,000万円の高級車を買うにあたり、低金利のローンも力になったそうです。

オーナーさんデータ
東京都 くまジャガさん(仮名)
家族構成:
くまジャガさん(32歳・会社員)・妻(32歳・会社員)・子2人
購入時の世帯年収:
1,500~3,000万円
購入した車:
ジャガー「XE-S」(2017年式)
購入価格:
1,000万円
利用ローン:
ジャックス「オートローン」
ローン借入金額:
600万円
金利タイプ:
固定金利型
金利:
1.9%(2018年11月実行)
借入期間:
3年
毎月の返済額:
9万円+ボーナス時45万円

これまで、さまざまな高級車を試乗してきたという、くまジャガさん。なかでも「ジャガーXE-S」は唯一無二の存在だといいます。
くまジャガ
速さだけをとれば、BMWのM3やAudiのS5スポーツバック、アルファロメオのジュリア クアドリフォリオなど、ジャガーXE-Sに勝る車はいくらでもあるでしょう。しかし、XE-S、それも2015~17年式ほど、私のフィーリングに合う車はありません。
2015~17年式のジャガーXE-Sが私を惹きつける理由は、なんといっても「エンジンサウンド」です。
この車には、かつての親会社であるフォード製のエンジンをベースにしたV6エンジンが搭載されています。
そのエンジンサウンドは高音で澄み渡るように響き、実に美しいですね。
もともとアルミを75%も採用した軽量モノコック構造(車体の構造の一種)がジャガーの強みですが、XEは車重に余裕が出た分を、すべて高性能なサスペンションに使っているので、足回りも非常に良いです。サスペンションの設定を固くし、ひとたび踏み込めば、官能的なエンジンフィーリングとともに、抜群の加速を味わえます。
一方で、カーデザインは、「現代ジャガーデザインの父」と言われる世界的なカーデザイナー、イアン・カラム氏によるもので、ラグジュアリーな雰囲気。それに加えて、高性能なサスペンションのおかげで乗り心地も滑らかという、ジャガーらしい「ラグジュアリースポーツ」な車だと思います。
ジャガーXE-Sの魅力を熱く語るくまジャガさんですが、実は、6~7年前までは車に興味がありませんでした。
くまジャガ
子どもが生まれて都心から郊外に引っ越したのを機に、日常の足として中古の国産車を手に入れました。すると、だんだんと運転することが楽しくなり、「いずれはちゃんとした車が欲しい」と考えるようになりました。
「どうせ買うなら、人とは違う少しエッジの効いた車にしたい」「『羊の皮をかぶった狼』のような車が欲しい」
そう考えていた時に、ディーラーで出会ったのが、2015年式の「ジャガーXE」。XE-Sの下位モデルです。
外観も走りも、夫婦ともども気に入ってしまい、一度は価格の高さにしり込みしましたが、店に再訪すると、前回よりもその魅力にとりつかれてしまいました。
また、金利優遇キャンペーン中で、0.39%という破格の金利のマイカーローンにも背中を押され、購入を決めました。
最初に購入したジャガーXE。和テイストの雰囲気にもマッチする落ち着いたデザイン

最初に購入したジャガーXE。和テイストの雰囲気にもマッチする落ち着いたデザイン

ジャガーXEの購入からわずか2年後、くまジャガさんは、最高峰モデルであるジャガーXE-Sに乗り換えました。
くまジャガ
ジャガーXE-Sに乗り換えた理由は、最初にお話しした「エンジンサウンド」、そして「速さ」です。ジャガーXEは、夫婦ともに、見た目や走りにほれ込んでいたので、乗り換える気はありませんでした。
しかし、あるときYoutubeで、ジャガーXE-Sをサーキットで走らせる動画を見てから、「より速く、よりアドレナリンが出る車。しかも見た目がXEと同じなら、どうしても欲しい!」と無性に乗り換えたくなってしまったのです。
納車時の写真。左側が以前乗っていたXE。右側が今所有しているXE-S。外装はほぼ変わりないが、XEはエクステリアカラーがアンモナイトグレー。XE-Sはストームグレー

納車時の写真。左側が以前乗っていたXE。右側が今所有しているXE-S。
外装はほぼ変わりないが、XEはエクステリアカラーがアンモナイトグレー。XE-Sはストームグレー

当時は2018年11月頃で、すでに2018年式もリリースされていましたが、エンジンサウンドが2017年式とまったく違いました。妥協したくないため、ディーラーさんに頼んで2017年式のXE-Sの在庫を探したところ、全国で5台だけ在庫があり、そのなかの1台だけが、私が気に入っていたエクステリア・インテリアカラーでした。
「数営業日しか取り置きできない」と言われてしまい、突然大きな決断を迫られましたが、「今、決めないと、もう二度と手に入らない」と思い、その場で購入を決めました。
広島から取り寄せ、納車にこぎつけたときは、嬉しさよりも「やっと手に入れられた」と、安堵感が強かったのを覚えています。
思いきって乗り換えたジャガーXE-Sはどこを取っても魅力的だといいます。
くまジャガ
エンジンサウンドは特徴的で、加速性能はスポーツカーに引けをとらないほどですが、見た目はそれほど派手ではなく、近所のスーパーからツーリングまで、チャイルドシートをつけて、どんな所にも行けます。まさに私にとって「万能の車といったらジャガーXE-S」といっても過言ではないほどです。
エンジンサウンドが堪能できる最後の年式の車が、気に入ったカラーで手に入ったのは奇跡的でかけがえのないことでした。今はもう販売していない、二度と手に入らない車なので、大切に乗っていきたいです。
また、車の購入がきっかけで、フェラーリやランボルギーニをはじめとした様々な車種のオーナーと交流する機会が劇的に増えました。そのため、ますますエンジンサウンドに興味が出てきています。
ジャガーXE-Sの走りを躍動感ある形で撮影。photo:土居 凌祐

ジャガーXE-Sの走りを躍動感ある形で撮影。photo:土居 凌祐

富士山と精進湖を背景に。自然のなかでも都会でも、どんな場所でもしっくりとなじむ

富士山と精進湖を背景に。自然のなかでも都会でも、どんな場所でもしっくりとなじむ

ジャガーXEにこのバッチがついたモデルはもう存在しない。塗装の美しさを物語る1枚

ジャガーXEにこのバッチがついたモデルはもう存在しない。塗装の美しさを物語る1枚

ローン借入額は600万円。ジャックスの「オートローン」を選びました。
くまジャガ
欲しかった車が国内であと1台しかなく、即決しないと買えない状態。それまで乗っていたジャガーXEの下取り分だけではとても足りず、ローンを使う以外の選択肢はありませんでした。
とはいえ、ジャックスのオートローンの金利は1.9%と他のオートローンと比較しても低かったので、総額の金利負担を計算したら20万円未満でした。このぐらいのコストで済み、助かりましたね。
結びに、くまジャガさんのように、ジャガーXE-Sをはじめとした高級車を購入したいと考えている方へのアドバイスを伺いました。
くまジャガ
愛車は乗れば乗るほど味わい深く、好きになっていきます。惚れ込んだ車に乗るのは最高で、ハンドルを握るたびに満たされた気持ちになります。
ジャガーは、フェラーリやポルシェと違って、リセールバリュー(購入したものを売却した時の価値)は決して高くなく、価格の下がり方はかなり厳しいものがあります。でも、それを補って余りあるほどの魅力がある車です。
認定中古車(正規販売店や鑑定や査定のプロが独自に定めた厳しい条件をクリアした良質な中古車のこと)であれば、保証もそれなりにつき、新車と比較してかなり安い値段で購入できます。ジャガーなどの高級車に興味のある方は、認定中古車も選択肢に入れてみるのも良いでしょう。
ライターからのコメント。

欲しかった車が全国で1台だけ残っていた、というのはまさに運命の出会いですね。ローンを利用することで手に入れられたというお話を伺い、改めてローンの便利さを実感しました。
くまジャガさんのように金利負担を事前に計算してみるとより納得したマイカー購入を実現できます。なお、金利負担や月々の返済額は、金利(利率)だけでなく返済期間によっても変動しますので、いくつかの返済パターンでシミュレーションしてみるといいでしょう。

※今回ご協力いただいたくまジャガさんのブログ「サラリーマンだけどいい車乗りたい! ~ジャガーXEオーナーブログ~」のURLは https://kuma-jaguar.com/

ライター紹介

齋田 多恵 の写真

齋田 多恵 (さいだ たえ)

東京生まれ。成蹊大学文学部日本文学科卒業。
法律事務所で社会人生活をスタートした後、女性向けエンタメ系サイトのライター兼ディレクター、モバイルゲームの運営、女性向けモバイルゲームのシナリオディレクター、シナリオライターを経験。
妊娠、出産を機に2016年からフリーライターとして活動開始。

企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン