第30回

マイカーローンで叶ったキャンピングカー。家族で旅を満喫しています。

この記事は約3分45秒で読むことができます。

マイカーローンのランキングを知りたい方は、このページ下部のこちらをご覧ください。

奈良県在住のボンタロスさんは、2年前に念願のキャンピングカーを購入。家族や同好の士と共に、日本中でキャンプを楽しんでいます。

オーナーさんデータ
奈良県 ボンタロスさん(ハンドルネーム)ご一家
家族構成:
夫・ボンタロスさん(50歳・会社員)、妻(47歳・会社員)、子2人(長女21歳、次女19歳)、母(75歳)
世帯年収:
500~600万円
購入したキャンピングカー:
バンテック製キャンピングカー「JB490」
購入価格:
200万円
利用ローン:
大和信用金庫「カーローン」
ローン借入金額:
200万円
金利タイプ:
固定金利型
金利:
1.5%(2013年9月実行)
借入期間:
8年
毎月の返済額:
22,121円

「どこにでも行けて、どこでも寝られる」キャンピングカーは、機動性と居住性を追い求めたクルマ遍歴の、ひとつの到達点でした。
ボンタロス
もともとキャンプが大好きで、クルマも車内で寝泊まりができるようにミニバンを改造したもので旅を楽しんできました。マツダのボンゴフレンディがお気に入りで、今は3台目になります。ただ、雨で車外に出られないと窮屈なことや、シートをベッド代わりに展開するのが大変なこともあり、キャブコンタイプ(小型トラックをベースに専用のボディーを架装したもの)のキャンピングカーに憧れていました。
キャブコンへの思いは募るばかりで、インターネットで条件に合ったものを探し続けました。
ボンタロス
価格以外の条件は「車内で歩けること」「ディーゼルエンジン」そして冬の秘湯めぐりのための「4WD(四輪駆動)」だったのですが、4WD車は稀少なため難航しました。2013年の9月、ようやくピッタリのキャンピングカーに出会い「この機を逃してはならない!」と即決。それがバンテックのJB490、名づけて「じゃがビー号」です。中古で200万円と手頃な価格ではありましたが、買った後になってから「まさか自分がキャンピングカーのオーナーになるとは…」と自分の行動に驚きました(笑)。

購入したバンテックのJB490は、小型トラックをベースにしたキャブコンタイプ

キャンピングカーを購入したときのご家族の反応は?
ボンタロス
妻には「とりあえず、見に行くだけ…」と伝えて、一緒にお店に出かけました。最初は半信半疑でしたが、実車を見たら妻も欲しくなったようです。実際、「じゃがビー号」がわが家に来てからは、自分の部屋のように内装に凝ったりしています。

インテリアには奥様の趣味を反映

キッチンには、自作の可動式調理台を設置

一方、社会人と大学生の2人の娘たちはクールで、「へ~」とあまり関心を示しませんでしたが(笑)、そのうち、キャンピングカーの旅に付いて来てくれるようになりました。

2人の娘さんも今やキャンピングカー好きで、旅に同行してくれる

キャンピングカーライフは、家族との一体感と仲間の輪がどんどん広がっていくのが魅力です。
ボンタロス
連休は、家族やブログで友だちになった仲間とキャンプを楽しんだりしています。休みが1日しか取れなくても、夜出発して旅先で寝てその日1日楽しんで夜帰るという“弾丸旅”もしばしば。キャンプとキャンピングカーを通じて同好の士の輪が広がるのがいいですね。販売店主催のキャンプ大会で改造にハマるきっかけになった本『ミニバン車中泊バイブル』の著者、稲垣朝則さんと知り合いになれたのも嬉しい驚きでした。ミニバン以上にいろいろと改造しがいがあるのもキャンピングカーの醍醐味です。

ブログで知り合った友人たちとキャンピングカーで集結することも

同好の士との語らいは尽きることがない

借入金額は200万円。ローンは大和信用金庫のカーローンを選びました。
ボンタロス
自動車ローンの選択については金利など条件面もありますが、なにより優先したのは「地元」です。「まとまったお金を使うときは、公私共にお世話になっている地元・奈良で」が私のモットー。販売店は大阪にありましたが、住宅ローンでも利用している地元の大和信用金庫にお願いすることに決めました。
最後に、キャンピングカーに興味を持つ人へのメッセージをお聞きしました。
ボンタロス
わが家も住宅ローンや教育費など出費はいろいろありましたが、計画的に自動車ローンを組んだおかげでキャンピングカーの購入に至ることができました。今では2人の娘たちも喜んで旅に付いて来てくれ、購入に踏み切った甲斐がありました。将来は、孫を連れてのクルマ旅が夢です。
家族の思い出を作るタイミングは今しかありません。ぜひ、仲間に加わってみてはいかがでしょう。
ライターからのコメント。

高額なイメージのあるキャンピングカーですが、ボンタロスさんのように中古車ならば程度の良いものでも200万円台で購入できます。もちろん、キャンピングカーは自動車ローンの適用が可能です。条件の良い自動車ローンを活用して、皆さんも長年の夢を実現してみてください。

※ 取材にご協力いただいたボンタロスさんのブログ「ボンゴフレンディの車窓から……」
http://minkara.carview.co.jp/userid/490142/blog/

文/長北健嗣、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン