第378回
エコカー補助金の終了せまる!これから手続きでも間に合うの?
- 9月までにエコカーを購入すれば補助金がもらえるのですよね。これから車選びを始めるのですが間に合いますか?(Jさん31歳 仙台)
- エコカー補助金制度は9月30日までで終了です。これから探すのならば、新車の登録時期と予算枠に注意して下さいね。
エコカー補助金、もうすぐ終了!
リーマンショック後の緊急経済対策として始まったエコカー補助金制度。先日、直嶋経済産業相が「9月末の終了」を明言し、再延長される可能性はなくなりました。すでに何度かご紹介していますが、これは一定の条件にあてはまるエコカーを購入すると、普通車の場合は25万円か10万円、軽自動車の場合は12.5万円か5万円の補助金がもらえるというもの。おトクにエコカーを買えるビッグチャンスですから、ぜひ利用したいですよね。ただし、これからエコカーを購入ようと考えている方は、以下の点に注意して下さい。
登録時期と予算は大丈夫?
エコカー補助金制度は、9月末までに契約すると自動的に補助金が交付される・・・というわけではないのです。下の図でわかるように、販売店がエコカーの車両届出、登録の手続きをして初めて補助金の申請ができるようになっています。したがって、「登録が9月中にできるかどうか」に注意を払わなくてはいけません。そう考えると、もうあまり時間がありませんね。登録まで何ヶ月も待つような人気車種の場合、すでに手遅れだといえるでしょう。まずはこの点を頭に入れ、販売店と相談しながら車選びをして下さい。
【補助金申請手続きの流れ】
* 次世代自動車振興センターHPを参照し、筆者にて作成
2つ目の注意点は「まだ予算が残っているかどうか」です。例え申請が間に合ったとしても、補助金の予算が無くなればそこでこの制度は終了になります。なので、あとどのくらい予算があるのかも確認しておきましょう。
次世代自動車振興センターによると、7月14日時点での交付金決定金額は約3,826億円。予算の枠が約6,000億円(1次2次予算総計、自家用車両)あることを考えると、9月まで十分間に合うような気もしますが、販売店によると「駆け込み需要が増えている。とにかく早めに手続きして欲しい」という状況だそう。次世代自動車振興センターのホームページでも適宜申請状況を開示していますし、販売店とも連絡をとりながら、早め早めに手続きを進めていきましょう。
自動車ローンにもこだわってみよう
ここまできたのなら最後にもうひと頑張り、自動車ローンにもこだわってみませんか?ローンは販売店経由で組むものと思っている方が多いのですが、実はより年金利が低いローンなどを自分で探して利用することもできるのです。特にイー・ローンでも人気の「日立キャピタル」と「損保ジャパン」は、時間の無い方にオススメです。
・ 日立キャピタル「日立自動車ローンV5(新車)」
固定金利で実質年率2.400%~2.900%、借入額30万円~600万円、最長借入期間5年、審査回答時間は12時間程度
・ 損保ジャパン「損保ジャパンNET新車購入ローン【N200】」
固定金利で実質年率3.100%。借入額200万円~299万円、最長借入期間5年、
審査回答時間は12時間程度
年金利が固定で低いだけでなく、来店が不要、郵送だけで手軽に手続きできるというのも魅力です。さらに審査が12時間と早いので、今回のような時間が勝負の時には大変便利なローンでしょう。
「両方まとめて申込みたい!」という方には一括申込サービスを利用すれば、一度の入力で2社一括申込できます。ぜひ参考にして下さいね。