第321回
毎月支払う公共料金で効率的にポイントを獲得!
- 念願の1人暮らしを始めました。これからは自分でしっかり家計を管理していきたいと思います。クレジットカードはポイントが貯まってお得だと思うのですが、使いすぎてしまいそうで心配です。うまく活用する方法はないでしょうか?(Sさん25歳OL)
- 公共料金など日常生活に欠かせない支出だけをクレジットカード払いにすれば、ついつい使いすぎてしまうという心配もありません。光熱費や通信費といった毎月支払う公共料金でポイントが倍増するカードもありますので、効果的にポイントを獲得しましょう。
日常生活に欠かせない公共料金でポイント倍増
クレジットカードのメリットのひとつは、利用金額に応じてポイントが貯まること。 貯めたポイントは商品券などに交換することで還元されます。 そのため、クレジットカードを有効活用するなら、ポイントが貯まりやすいものを選ぶことが大前提になります。 とはいえ、使いすぎで家計を圧迫してしまっては本末転倒。そこで、注目したいのが公共料金です。
私たちが日常生活を送るうえで欠かせないのが、電気やガス、水道のほか、固定電話や携帯電話、NHK受信料などの公共料金です。 こういった決まって出て行く支出だけをクレジットカード払いにすれば、使いすぎてしまったという心配がありません。
一部のクレジットカードでは、公共料金の支払いに対するポイントが半減してしまうものもありますが、 東京電力Switch!カードは、 通常1,000円で1ポイント獲得できるところを、公共料金の支払いなら2倍の2ポイントに。さらにオール電化なら、 電気料金のポイントはなんと4倍になります。
東京電力の電気料金をクレジットカード払いにすれば、1,050円の年会費も無料で利用できます。 さらに、ゴールドカードならポイントは3倍(オール電化なら5倍)に!ただし、 ゴールドカードについては2年目からは年会費10,500円がかかりますので、費用対効果を考えたうえで検討してみてください。
<ポイント獲得(例):オール電化以外の場合>
利用料金(年間) | 一般カード(2倍) | ゴールドカード(3倍) | |
電気・ガス・水道代 | 240,000円 | 480 | 720 |
固定・携帯電話代 | 150,000円 | 300 | 450 |
NHK受信料 | 30,000円 | 60 | 90 |
プロバイダ料金 | 60,000円 | 120 | 180 |
新聞代 | 48,000円 | 96 | 144 |
合 計 | 528,000円 | 1,056ポイント | 1,584ポイント |
事前のコース選択でポイントもラクラク交換
うまくポイントを貯めることができたら、次に大切なのは、そのポイントを活用すること。 ほとんどのポイント交換には有効期限がありますので、せっかく貯めたポイントを失効してしまっては元も子もありません。
東京電力Switch!カード なら、事前にコースを選択することで、毎月自動でポイントを移行してくれるサービスがあります。 さまざまなコースが用意されており、商品券のコースなら、1,000円分の商品券が貯まるごとに郵送で送ってくれます。 これなら交換のし忘れを防ぐことができますね。商品券なら200ポイントで1,000円分。 前項のポイント獲得例で計算してみると、一般カードでも年間5,000円の商品券を手に入れることができます。 支払いを現金や口座振替からクレジットカード払いに変更するだけで、結果的に節約効果が得られることになります。
WEB明細で家計管理もスムーズに
最後に家計管理にひと役買ってくれるクレジットカードのサービスをご紹介しましょう。 最近では、ほとんどのクレジットカードでWEB明細を取り入れています。名称はさまざまで、 東京電力Switch!カードでは “DC Webサービス”と呼ばれています。これは、クレジットカードの利用明細の確認方法を郵送からWEBに変更すること。 こうすれば、いつでもWEBにアクセスして、最近の利用状況を確認することができます。 メールで明細を知らせてくれるサービスもあり、利用明細はファイルで保存も可能です。 携帯電話でチェックすることもできますので、定期的にチェックすることで、使いすぎの防止にも役立ちます。
クレジットカードには、便利なサービスがいろいろあります。 使いすぎに気をつけながら、無駄なく有効活用してくださいね。