第214回
お得なクレジットカード選び
- ショッピングや公共料金などの支払いでもポイントが付く制度などが気になるため、クレジットカードを作ろうと思っています。どのような点に注意して選んだらいいでしょう?(埼玉県・MKさん、会社員)
- ショッピング以外でも、クレジットカードが使えるものが広がっています。しかもポイントが付いて、それを一定数集めるとプレゼントや金券がもらえるとあれば、MKさんでなくても確かに興味をそそられますね。
ちなみに、カード会社やサービスの提供会社によって対応は異なりますが、銀行引き落としが主流だったもので、カード払いに置き換えられる可能性があるものとしては次のようなものが挙げられます。
<会社によってカード払いが可能なもの>
*銀行口座振替に割引が設定されているケースもあるので確認しましょう。- 電気代・ガス代
- 電話代(固定電話・携帯電話)
- 新聞代
- プロバイダー料
- テレビ受信料(NHK・ケーブルテレビ)
- タクシー代
- 病院での治療費
- ガソリン代
仮に1,000円の支払で1ポイントつくカードなら、こうした支出が月3万円だった場合、毎月30ポイント貯められることになります。還元率5%のカードであれば、毎月150円のお得になる計算です(一定ポイントを貯め、金券で交換した場合)。
カード選び
ポイントを貯めるためにクレジットカードを作る場合には、最低でも次のような点をチェックしましょう。
(1)年会費の有無
年会費は、当然ながら永久にかからないものが狙い目です。ただし、年会費がかかってもメリットがあるものは、旅行傷害保険など付帯サービスを吟味することが必要です。
【参考リンク】
(2)ポイント還元率
カードでいくら支払うとポイントがつき、1ポイント当たりいくらに換算できるか。この還元率も大事です。還元率は0.3~0.5%が一般的ですが、驚きの還元率最大1.2%を実現したのが「SBIレギュラーカード」です(年会費も永久無料)。
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(3)利用頻度の多い「目的」で使い分ける
・車によく乗る人は、「出光カードまいどプラス」や「コスモ・ザ・カード・オーパス」など 給油で得をするカードなどが向きます。
【参考リンク】
・ネットでよく買い物をする人は、ネットショッピングで得をするカードが向きます。
【参考リンク】
複数カードを使い分けるのも手
目的でカードを使い分けた方がお得な場合もあって、クレジットカード機能がついたカードが複数になることもあります。そんな場合は、支払いの管理さえしっかり行う自信があれば、複数枚のカードを使い分けるのも手です。
最近はポイントが他のサービス(航空機会社のマイレージプログラムや電話会社のポイントなど)に移行できるものや、例外的にキュッシュバックされるものもあります。
<参照>ALLカード比較