第7回

「もし、タイムマシンで学生時代に戻り、昔の自分をサポートできるとしたら、いつに戻りたいか?」

人生やり直しのリミットは? 小・中・高が接戦

あの時……。
「もっと頑張ればよかった」「やっておけばよかった」「言っておけばよかった」。
誰でも、そんな風に思うことのひとつやふたつはありますよね。
では、「あの時」っていつでしょうか?

ということで、今回は、「もし、タイムマシンで学生時代に戻り、昔の自分をサポートできるとしたら、いつに戻りたいか?」を聞いてみました。さて結果は?

小学生と中学生はどちらも30%台の大接戦。高校生に戻りたいと答えた人も27%に達しており、まさに激戦の様相です。

次は、過去の自分に何をさせたいのか、何を頑張らせたいのかを聞いてみました。やっぱり恋愛?と予想したのですが…。結果はこちら。

1. 勉強させる:54.0%
2. 自由にさせる・楽しませる・遊ばせる:8.2%
3. 恋愛を頑張らせる:7.8%
4. サークル活動、部活など:5.1%
5. 家族関係・人間関係にまつわること:3.7%
6. 夢を持たせる:1.3%
7. その他:19.9%

圧倒的多数を占めたのは「勉強させる」でした。

まず、勉強については、

  • 「(小学生)未来の自分が怠け者にならないように、勉強の大切さや頑張ることの意味を叩き込む」(37歳/女性/パート)。
  • 「(高校生)受験勉強のやり方を教えて、東大に受からせる」(50歳/男性/会社員)
  • 「(中学生)今の自分のような境遇にならないために、勉強をさせたい」(46歳/男性/会社員)
  • 「(大学生)学業に専念し、見聞を広め、自分の可能性をもっと広げる」(41歳/男性/会社員)
といった具合に、もっとちゃんと勉強しておけば今の自分はもっと違ったはずだという意見が並びました。

2位の「自由にさせる・楽しませる、遊ばせる」では、

  • 「(高校生)その頃が一番楽しいから、自由に遊ばせたい」(38歳/男性/会社員)
  • 「(大学生)自分が幸せになるためには、自分が好きなようにした方がいいと教える」(37歳/女性/主婦)
  • 「(小学生)その時しかできないから、思い切りはしゃがせる」(23歳/女性/会社員)
どれもなるほどという意見です。身につまされる人も多いのではないでしょうか?

さて、3位の「恋愛を頑張らせる」。

  • 「(中学生)悔いが残らないようにあの人への告白」(20歳/男性/アルバイト)
と当時できなかった告白をするという回答が多く見られました。

既婚者からは、こんな回答が。

  • 「(高校生)経験を活かして恋愛方法を教えてあげたい」(26歳/女性/主婦)
  • 「(中学生)将来のヨメ探しのために恋愛しておく」(36歳/男性/会社員)
現在の状況からの意見・・・といったところでしょうか。

  • 「(高校生)楽しい青春時代を過ごさせるために、もっとおしゃれをさせる」(37歳/女性/会社員)
  • 「(中学生)共学に行って青春を楽しむように説得する」(47歳/女性/パート)
などは、共感する人も多いかもしれません。

また、4位以下では、

  • 「(小学生)深く人を傷つけたことを謝りたい」(25歳/女性/会社員)
  • 「(小学生)私たち兄弟と母親自身のために再婚を阻止する」(27歳/女性/パート)
といった、未だに後悔にさいなまれたり、深い傷を抱えていたりする回答も。

  • 「(高校生)青春18きっぷで日本中を回りたい」(63歳/男性/パート)
と思い切り旅行を楽しもうという回答もありました。

できれば、もう「あの時やっておけばよかった」と後悔はしたくないですよね。勉強や旅行など、今からでもできることはたくさんあります。10年後に再び後悔しないように、やりたいと思うことは、やっておいた方が賢明です。将来のための貯金も大事ですが、時には今の行動を優先することも大切でしょう。「今、やりたいことがあるけどお金が・・・」という場合には、あなたの「今やりたい」をサポートする仕組みもローンを含め多種多様にあります。「あの時ああすれば・・・」という思い、今日で最後にしませんか?

マネーこだわりバトル 十番勝負 第七番

今回の勝負、「小学生」に軍配。

※企画構成/カデナクリエイト、編集/イー・ローン
調査概要:インターネットによる調査で、18歳から80歳の男女376人が回答。調査期間は2013年1月17日から2月18日